
写真提供: RockMixer
別タイトル:
ひどいモニタリングでミックスしてひどい結果になることが
なぜ自分をひどいエンジニアだと思わせるのか…そしてその直し方。
まず最初に、自分が情熱を持てる分野で働けていることに恵まれていると感じている…と言いたい。そして今の経済状況を考えると、仕事ができていること自体がありがたい。フリーランスで働くということは、毎回仕事が違うということだ。違うプロジェクト、違う人、違うスタジオ。これはとても刺激的でもある…でも、いろんなスタジオで働くことの大変さの一つは、時々アコースティックな悪夢の中に足を踏み入れてしまうことだ…もちろん、入る部屋すべてがそうというわけではない…知らなかった素晴らしい部屋に出会って驚くことも多い。いい部屋を見つけると「ここでまた働きたい」リストに加える…でも、まともなアコースティック・トリートメントが全くない部屋にいることがあまりにも多い…見た目は良いかもしれない…でも肝心なのは音だ。スタジオは自分のミックスルームがダメだなんて絶対に言わない…言えば予約が減るからだ…そういうことだ。

写真提供: Wauter De Tuinkabouter
本物の「ミックスルーム」と、こうしたいわゆる「ミックスルーム」の違いは天と地ほどある…
- 良いミックスルームではモニターから聞こえる音が複数のシステムでもうまく再現される…悪いミックスルームではその部屋で聞こえたような音は、どこでも二度と再現されない。
- 良いミックスルームではスピーカーに十分なディテールがあり、腕のあるエンジニアならミックスを簡単に聞き分けて調整できる…悪いミックスルームではすべてのミッドやローがもっさりとした、もやのかかったような音になる…まるで大きな曇りの謎が自分のミックスを覆っているようで…ひとつ問題を直すたびに別の問題が代わりに現れる。
- 良いミックスルームでは部屋の中を動き回ってもミックスポジションと同じように音楽が聞こえる…悪い部屋ではプロデューサーやクライアントは別の曲を聴いているも同然だ…彼らの位置から聞こえる音はミックスポジションとはまるで違う。
- 良いミックスルームでは2~3時間で良いベーシックなミックスを仕上げて、残りの時間は仕上げに使える…悪いミックスルームでは一日中ミックスを聴ける状態にしようと格闘し…そのうえ調整と仕上げのために追加で何日もスケジュールを確保しなければならない。
- 良いミックスルームではミックスを仕上げて、自分の車で聴いて、ぐっすり眠れる…悪いミックスルームでは車に乗って、音がちゃんとしてないことに本気でムカついて…自分はなぜ会計士にならなかったんだろうと思いながら眠れない夜を過ごす。

写真提供: Photochiel
会計士の話は冗談ですが.. 一日かけてサウンドの良いミックスを追い込んで、帰り道の車で聴いてみたら音的な惨状だった、ということが続くと.. 本当に気力を削がれました。エンジニアとしての自分の腕すら疑うようになる。この自己不信は人を壊しかねません.. ましてやこの仕事で生活費を稼げる地点に到達するだけでも多くを要求される業界ではなおさらです。常に慣れないミックスルームに身を置き、理想的とは言えないモニタリングに直面していたので、毎回必要な結果を出せるように助けてくれる基本的なステップを編み出しました。これらは私を助けてくれた一般的な原則で、みなさんが自分の技を磨き、毎回より良いサウンドのミックスを実現し、本気で手入れが必要な慣れない/手強い空間に対処する助けになれば嬉しいです…